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売掛金と買掛金の違いとは?審査を通過するためには

ファクタリングを利用して資金調達をする際は、ファクタリング会社の審査を通過しなければいけません。ファクタリング会社としても大きなリスクを背負わないよう、取引を行う企業や条件を選択しています。審査を通過するため、実際の主な審査内容や利用する企業側が気をつけるべきポイントを見ていきましょう。

◎目次
・売掛金と買掛金の違い
・ファクタリングの審査基準
・審査ができない売掛債権
・審査に通りやすくなるポイント
・まとめ

ファクタリング会社の一番避けたいリスクは、「売掛金の未回収」です。
そもそも売掛金とは何か?売掛金と買掛金の違いを簡潔に解説をします。

売掛金とは

売掛金は商品やサービスを提供した対価としての代金が後払いの場合に使用し、
お金を受け取る権利を有する状態にあり、取引で生じた販売代金で未収のものを言います。

売掛金は、商品やサービスを販売・提供した際に取引先からまだ支払われていない代金のことです。営業取引のなかで、1年以内に現預金で回収が見込まれる未収代金が売掛金にあたります。

買掛金とは

買掛金は取引によって生じた代金が後払いの場合であり、支払義務がある状態のなかで「まだ支払っていないもの」を言います。

買掛金の対象となるのは仕入れや商品の購入、外注依頼などです。

例えば、代金を月末締めの翌月払いとして月に1度まとめて支払う場合、締め日までに購入した代金はすべて買掛金となります。

ファクタリングの審査基準

ファクタリングの審査には様々な基準がありますが、審査基準は主に以下の6つに集約されます。

請求先(売掛先)の信用力
→売掛金を回収できるかは、売掛先に支払い能力があるか

売掛金の支払い期日
→掛金の支払い期日は短ければ短いほどファクタリングの審査で有利
支払期日まで長い売掛金はより未回収のリスクがあると考えられるのです。

ファクタリング利用会社(申し込み側)と利用金額のバランス
→規模に対してファクタリングの額が大きいと審査では不利になります。
企業の規模に見合った額を提示しましょう。

ファクタリング利用会社(申し込み側)の信用力
→2社間ファクタリングの場合、売掛先の信用力があっても、ファクタリング利用会社が資金を返済してくれなければファクタリング会社に損害が出てしまいます。

本物の売掛金か
売掛債権の存在を証明できるように、請求書だけでなく、契約書・発注書・受注書・納品書などの資料を準備するようにしましょう。
不備なく徹底して資料を充実させることにより、審査に通りやすくなります。

ファクタリングの種類
→ファクタリングサービスの中でも様々な方法があるため、利用するファクタリングによって審査に通過する難易度は異なります。

関連記事:ファクタリングの種類とメリット・デメリット解説

×審査ができない売掛債権

・回収サイトまで長すぎる売掛金
・売掛先が個人事業主
・売掛先の経営内容が厳しい
・事業に関係ない個人間の債権
・債権譲渡してはいけない売掛金
・売掛金が二重譲渡されている

審査に通りやすくなるポイント

・実績が豊富なファクタリングを利用する
・審査通過率が高いファクタリング業者を選ぶ
・社会的な信用度が高い売掛債権を現金化する
・手続き方法や必要書類の詳細を明示している
・支払い日が近い売掛債権を売却する
・企業の規模に合った金額の売掛債権を売却する
・売掛先企業との継続的な取引内容を提示する
・社会的信用の高い売掛先を選ぶ

まとめ

審査基準や審査のポイントを見てみると、最も重要視されているのは信用力なことがわかります。
ファクタリングの利用を考えている場合は、審査を通過するポイントを押さえておくと、
もしもの時の資金調達の手段としてファクタリングの利用を可能にします。

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